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三菱自動車、契約データ集約のため、MNTSQ CLMを採用

三菱自動車、契約データ集約のため、MNTSQ CLMを採用

MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、契約業務DXを実現するAI-SaaS「MNTSQ CLM (モンテスキュー シーエルエム)」を三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下「三菱自動車」)の契約業務プラットフォームとして提供します。

■ご検討の背景

三菱自動車では、中期経営計画「Challenge 2025」の柱として事業パートナーとのアライアンス強化やデジタル化推進・新ビジネス領域への進出などを挙げており、同社法務部はリーガルリスク管理の複雑化と、高まるビジネススピードへの対応を求められてきました。

それを受け、契約業務における以下の課題を解決するため、契約業務の主要プラットフォームを既存システムから「MNTSQ CLM」へ更改しました。

  • 締結済み契約書の契約データを管理用途に応じて複数のシステムで分散保管しており、契約の管理にかかる情報登録・参照の負荷が非常に高い
  • メールや既存システムなど、複数のチャネルに契約関連のデータや経緯情報が分散しており、契約審査・法務相談のナレッジとして活用しづらい

■選定理由

当社の提供する「MNTSQ CLM」の以下のような強みが、選定のポイントとなりました。

1. 自動的なデータ集約と管理の実現
「MNTSQ CLM」は三菱自動車の標準業務ツールであるOutlook/SharePoint/DocuSignとの自動連携機能を有しており、分散保管されていた契約データや案件情報の一元管理が実現できること。 
機械学習技術による契約データの自動解析と分類により、工数をかけずに契約管理が実現できること。

2. ナレッジマネジメント
「MNTSQ CLM」は機械学習技術によって契約データを解析する機能を有しており、既存システムから移行した過去の契約関連データを、契約審査・事業リスク管理のナレッジとしてより簡便に活用できること。
案件管理機能を全社で利用することにより、定常的な法務相談や契約審査の結果および経緯がナレッジとして自動的に蓄積されていくこと。

3. 導入コンサルティング
契約業務プラットフォームの更改に伴い発生する、既存データの移行や全社的な契約書保管ルールの統一などのオペレーション改革において、当社は専任のコンサルタントが導入プロジェクトに伴走し、検討時のトライアルから、サービス導入時のデータ移行、新たなオペレーションの策定まで支援できること。

上記に加え、契約審査から契約管理、ナレッジマネジメントまで一気通貫で法務業務をアップデートするプロダクトの思想と当社のビジョンに共感し、導入を決定されました。                                                       

■「MNTSQ CLM」の概要

「MNTSQ CLM」は大企業向けに法務領域の一連の業務プロセスを変革するサービスです。社内にある法務関連データを「MNTSQ CLM」に自動連携することができ、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートすることで、リーガルリスクマネジメントと法務業務の高速化を同時に実現します。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、機械学習テクノロジーとの掛け合わせをコアとしており、契約の相手方、契約締結日、有効期限や取引金額など、契約管理や電子帳簿保存法の対応に必要な情報を、契約書に特化したOCRで検索可能にし、機械学習を活用して抽出することができます。さらに、契約の内容を条項レベルで分析することで、契約業務に有用なナレッジを自動的に蓄積していくことが可能です。また、長島・大野・常松法律事務所が監修する契約業務のベスト・プラクティス(契約雛型、条項やその解説)も「MNTSQ CLM」上で閲覧できるため、若手の育成を含めて部内全体の業務品質の向上にも貢献いたします。

■MNTSQ株式会社について

「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立しました。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、法務に特化した独自の機械学習・自然言語処理技術との掛け合わせをコアに、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートし、法務業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供しています。