三菱ケミカルグループ株式会社の法務DXの実現のため、契約審査基盤としてMNTSQ CLMを採用

MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、契約業務DXを実現するサービス「MNTSQ CLM (読み方:モンテスキュー シーエルエム)」を三菱ケミカルグループ株式会社(本社:東京都千代田区丸の内1-1-1パレスビル)へ正式提供を開始いたしましたので、お知らせいたします。
■ 提供の背景
三菱ケミカルグループ株式会社は、機能商品、ケミカルズ、産業ガス、ヘルスケアという4つの分野において、各事業会社で事業を展開しています。これまで数々の経営統合と合併を実施した経緯から、法務審査依頼・契約管理においては、業務プロセスや審査・交渉のポリシーが統一されておらず、かつ契約審査におけるノウハウが属人化され、有効に活用されていない点が課題でした。
■ 選定理由
当社の提供するMNTSQ CLMは、契約審査業務の対応状況を見える化し、各案件の経緯や関連するドキュメントを法務ナレッジとして蓄積・活用することが可能なサービスであり、三菱ケミカルグループ株式会社の契約審査業務の効率化と持続的な高度化に資するプラットフォームとして採用が決定されました。
プロダクトの検討においては、MNTSQのコンサルタントより各事業会社の法務担当部署の契約審査業務をヒアリングさせて頂き、実業務に照らし合わせたトライアルを実施され、業務効率化に期待できる効果とナレッジマネジメントの有効性について実感を持って頂いた上でご採用を頂きました。
■ 導入企業によるコメント
三菱ケミカルグループ株式会社 法務本部長 櫻井 進
当社では、契約の審査や管理にかかるシステムが統一的に利用されていない状況にありました。そこで、法務部員全員が利用し、属人化していたナレッジの共有と、各部員が担当する案件の管理や業務プロセスの改善を目的として、システムの導入を検討してきました。ナレッジをデータベースで一元的に管理し、必要な知見を容易に検索・活用できること、また、案件数・内容・進捗状況等を画面上で集約して把握できることから、MNTSQ CLMの導入を決めました。今後、MNTSQ社様の支援を得ながら、使える、使いたくなるシステムとしてMNTSQ CLMの導入を進め、その機能の積極的な活用を促進することで、法務業務の高度化、効率化、平準化を実現し、経営にさらに貢献できる法務部を目指していきます。
MNTSQ株式会社 代表取締役 板谷 隆平
日本を代表する総合化学メーカーである三菱ケミカルグループさまに貢献できることを嬉しく思います。LegalTechの導入にあたっては、既存のシステムにさらにLegalTechが加わることで、さらにシステムやデータの分断が進んでしまうアンチパターン事例も見受けられます。三菱ケミカルグループさまでは、メール、Excel、LegalTech、自社開発システムなどに分断されていた法務関連システムをMNTSQ CLMに統合することで、うまくアンチパターン事例を避けながら業務効率化を実現できるものと考えており、日本の法務を代表する事例となるように引き続き伴走させていただく所存です。
以上