古河電工、法務体制強化のために「MNTSQ CLM」を採用
MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:森平 英也、以下「古河電工」)に契約業務DXを実現するサービス「MNTSQ CLM (モンテスキュー シーエルエム )」の提供を開始したことをお知らせいたします。
- 提供の背景
古河電工は、メタル、ポリマー、フォトニクス、高周波の4つの技術力を核として、情報通信、エネルギーなどのインフラ分野、自動車部品分野、エレクトロニクス分野などの事業分野で、技術・製品・サービスをグローバルに展開しています。
これらの事業にかかる法的リスクも国や地域、製品分野によってさまざまです。古河電工法務部は、そうした事業環境を踏まえて、事業上のリーガルリスクを予防・低減することがミッションです。
また、古河電工は、テレワークやフレックスタイム制を取り入れ、全社で多様な働き方を推進しています。これに伴い、法務部も法務業務の抜本的な見直しを行い、さらなる業務環境改善に力を入れています。
- 選定理由
以下の理由で、「MNTSQ CLM」が導入されました。
- 法務業務に関わるナレッジを集約
さまざまな社内ツールに点在していた法務審査業務のナレッジを「MNTSQ CLM」の案件管理上に集約し、法務部内の共有知として蓄積することができる。
また、案件管理上で事業部からの法務相談を受け付けることで、審査の対応状況が可視化され、法務部員の生産性向上と体制強化が見込まれる。
- ナレッジへのアクセス向上
「MNTSQ CLM」のデータベースや案件管理に法務部内のナレッジを蓄積することで、テレワークやフレックスタイム制といった多様な働き方をしていても、誰でも簡単にナレッジにアクセスが可能になる。また、若手社員も古河電工の多岐にわたるナレッジに自主的に触れることができ、迅速にキャッチアップすることができる。
- 導入企業によるコメント
古河電気工業株式会社 法務部 部長 豊泉 健二様
当社法務部では、既存のシステムを用いて契約審査や法務相談等への対応・依頼部門とのやりとり等を行っておりましたが、検索性や相談窓口の分散、リモートワークの浸透等による情報共有など解決すべき課題が大きくなりました。そのため、「現在および過去の対応プラクティスの情報共有とそこからの知見・スキルの伝播ができること」、「個々人のナレッジが強化されることによる組織力の底上げ」、「契約に係る管理の一元化や作業の効率化」というテーマで訴求し、加えて、法務の作業をAIに頼り切るのではなく「人が考え、判断する」ものであると位置づけ、これらに資する最適なしくみを検討した結果、MNTSQ導入を決定しました。
案件依頼者の視点として、相談窓口の一本化や対応状況の可視化、メールとの連携の機能具備なども重要視しました。
本導入により、案件依頼者側と法務部の双方にとり、しくみがより使いやすく有用なものになり、また事業推進と経営への一層の貢献のため、さらに質の高い法務サービスが提供できるようになることを期待しております。
MNTSQ株式会社 代表取締役 板谷 隆平
古河電工の法務部様にMNTSQ CLMをご採用いただき、心より嬉しく思います。古河電工の法務部様は、事業を牽引して経営に関与するという高い視座、海外子会社まで含めた高水準なガバナンス、新たな働き方への柔軟な対応など、時代の要請に即した新しい法務の姿を具体化されたようなチームであると感じております。そのような法務の在り方を支えるための業務インフラとしてご期待に沿えるよう、引き続き尽力して参ります。
- 「MNTSQ CLM」の概要
「MNTSQ CLM」は、契約・法務業務を一気通貫で変革するサービスです。社内のデータと長島・大野・常松法律事務所のノウハウを自動的に一元化し、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までをMNTSQ独自の機械学習技術でサポートします。単に業務を効率化するだけでなく、契約交渉やガバナンスの高度化を実現します。
- MNTSQ株式会社について
MNTSQ株式会社は、「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立されました。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、契約・法務に特化した独自の機械学習との掛け合わせをコアとし、顧客の業務変革を支援します。契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートし、契約・法務業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供しています。
会社名:MNTSQ株式会社(モンテスキュー)
設立日:2018年11月14日
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 人形町PREX 5F
代表者:板谷 隆平
URL:https://mntsq.co.jp