マツダ、「目指すべき法務の姿」実現のプラットフォームとしてMNTSQを採用

MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、契約業務DXを実現するサービス「MNTSQ CLM (読み方:モンテスキューシーエルエム )」をマツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、代表取締役社長兼CEO:毛籠 勝弘、以下「マツダ」)の法務部門へ正式提供を開始したことをお知らせいたします。
■ 提供の背景
自動車産業は100年に一度の変革期にあると言われる中、マツダも電動化対応やカーボンニュートラルへの挑戦を中期経営計画で掲げています。ビジネスが大きく様変わりする中、法務部門では、最前線で契約業務を通してマツダの挑戦を支えていくことへの求められる期待・役割が高まっています。
一方、法務部門の人員拡大には限りがある中、現有体制での難局への対応が求められており、業務生産性の改善が急務となっています。法務部門の業務生産性の改善を下支えすべく、契約データの管理プラットフォームとして、MNTSQ CLM(Contract Lifecycle Management:CLM)が採用されました。
■ マツダ法務部門の取り組み
マツダは直近の取り組みとして2つ掲げています。
- 法務機能を強化し、安定した法務サービスを提供する
- 属人的な案件審査を脱却し、案件のノウハウを組織知として蓄積・活用することで一般案件の審査対応スピードをあげる
- そのためにマツダに点在する幅広いナレッジを集約し、徹底的に活用する
- 契約からマツダのビジネスを作る意識のもと、経営・事業価値の創出をサポートする
- 一般案件の生産性の向上で生み出した余剰を高難度・複雑化案件に対応していく
- 高難度案件に法務部門全体で取り組むことで、従来にない新たな法務・ビジネス知見を獲得する
■ MNTSQ CLMのサポート
上記のマツダ法務部門の取り組みに対して、MNTSQ CLMの下記機能が寄与すると評価され、採用に至りました。
- 契約データベースによるナレッジマネジメント
- MNTSQデータベースによってナレッジマネジメントを行い、法務部門内で案件ごとのノウハウを共有することで、法務相談/契約審査の効率化と高品質化を図ることができる
- 案件管理
- 案件管理機能による、法務部門全体の案件対応状況の見える化によって、より適した案件アサインと、ワークロードのマネジメントが可能になること
- 上記の契約審査/法務相談が自動的にマツダの法務ナレッジとしてデータベースへ蓄積されていく点
■ 「MNTSQ CLM」の概要
「MNTSQ CLM」は大企業向けに法務領域の一連の業務プロセスを変革するサービスです。社内にある法務関連データを「MNTSQ CLM」に自動連携することができ、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートすることで、Legal Risk Managementと法務業務の高速化を同時に実現します。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、機械学習テクノロジーとの掛け合わせをコアとしており、契約の相手方、契約締結日、有効期限や取引金額など、契約管理や電子帳簿保存法の対応に必要な情報を、契約書に特化したOCRで検索可能にし、機械学習を活用して抽出することができます。さらに、契約の内容を条項レベルで分析することで、契約業務に有用なナレッジを自動的に蓄積していくことが可能です。また、長島・大野・常松法律事務所が監修する契約業務のベスト・プラクティス(契約雛型、条項やその解説)も「MNTSQ CLM」上で閲覧できるため、若手の育成を含めて部内全体の業務品質の向上にも貢献いたします。
■ MNTSQ株式会社について
「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立しました。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、法務に特化した独自の機械学習・自然言語処理技術との掛け合わせをコアに、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートし、法務業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供しています。